クラフトビール
伏見の水からつくり出される新しい個性
─ 家守堂 ─

明治初期に建てられた商家を改装した和風ビアスタイル
今、京都ではクラフトビールが静かなブームとなり、大小様々な醸造所が生まれている。その中でも「京都らしい味わい」を楽しめると坪倉さんが太鼓判を押すのが家守堂だ。元はお茶屋だった明治初期の京町家を、醸造所としてモダンな空間へと改装。
「地域の方に愛される空間、ビールを作りたい」と語るのは醸造長の森 勇気さん。様々な味わいのクラフトビール作りには、軟らかい伏見の水が向いているとのこと。京都らしい味わいが楽しめるのもここならではだ。

伏見ならではの狐面をデザインに使ったラベルが特徴のクラフトビール
家守堂(やもりどう)

京町家の佇まいを残す家守堂は、元々あった「安本茶舗」という屋号も残し、宇治茶をはじめとする日本茶の販売も行う。2階にはテーブル席もあり、薬膳鍋をはじめとする料理も魅力。
住所:京都府京都市伏見区中油掛町108
TEL:075-603-3080
営業時間:7時〜22時
定休日:無休
[MEN’S EX 2019年11月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)