新旧比較が楽しい! 2つのホテルインプレッション

さて、今回は2つのホテルに滞在。まずはスタイリッシュで都会的なステイができる「アンダーズ シンガポール」。こちらはオープンしたばかりで、施設も上々。スタッフは私服なのでカジュアルで親しみやすい感じがいい。特に朝食がお気に入り。バフェの形式なんだけど3つのレストランを横断的に使え、各々の場所が明確に分けられていた。

スモークサーモンやサラダ、ハム、飲み物などのコールドミールエリア。そして卵料理やソーセージなどのホットミールエリア、さらにお粥や点心などのチャイニーズエリアに区分けされている。中華ゾーンのヌードルバーは2種類あって、1つは日替わり。

このお洒落で機能的なスタイル、かなりいいなあ。ただ、スイートのカテゴリでないとバスタブがないのがちょっと残念。

もうひとつは老舗の「リージェント シンガポール」に滞在。オーチャードの外れにあるのでアクセスはやや不便だが、なんとか歩ける。施設自体は古めかしいけど、それもクラシックな味わいで悪くない。

ここではほぼクラブラウンジに入り浸っていて、豪華ではないがアフタヌーンティからカクテルタイム、朝食とここで済ませられたので宿泊料はちょっと高くなるがお得だった。

夜のプールは貸し切り状態。ここでも「ACUVUE OASYS with Transitions」が役立った。ナイター照明がわりとまぶしいはずなのに、調光レンズのおかげでそれもなし。かといって、強い光がなければレンズ自体が暗くなることもなく快適、快適。おお、これやっぱり便利だ。
約15年ぶりに訪れたシンガポール。あの頃も安全で快適な環境だったが、グローバルな様相がさらにパワーアップし、アジアの富と力が集結しているのを実感。これからも定期的に訪れて、その新しい変化を肌で感じていきたいと思った旅だった。
取材・文/藤村 岳