魅力は十分、ただ気になるポイントも

グレード構成はベースのQ8 55 TFSIクワトロをはじめ、22インチ・タイヤを履くスポーティな「Sライン」と、20インチの「ラグジュアリー」という2種類のデビューパッケージモデルが用意されている。

動き出しは、48Vマイルドハイブリッドシステムの恩恵もあって、実にスムースだ。車両重量も約2.2トンと、とてもこのサイズのものとは思えないほど軽い。ステアリングフィールも軽快。足回りにはエアサスを装備しており、高速クルージングでは路面をトレースするように気持ちよく走ることができる。
ADAS(先進運転システム)も最新のものだ。最大22個のセンサーやカメラを搭載。アダプティブクルーズコントロール、トラフィックジャムアシスト、アクティブレーンアシストを統合制御することで、0〜250km/hまでの速度で、加減速及び車線変更のサポートを提供する。渋滞から高速巡航までロングドライブに大いに役立つ。