【八ヶ岳 男のひとり旅】ウイスキーからの駅そば、そしてワインと豪華ディナー

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ワインづくしのホテル「リゾナーレ八ヶ岳」へ

ホテル・リゾナーレ八ヶ岳
シャトルバスにて到着。広い車寄せ
季節に応じたイベント
季節に応じて様々なイベントを催している
晴れている日のホテル・リゾナーレ八ヶ岳
晴れていればこんな感じ

シャトルバスに乗り込み、5分ほどで「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」に着く。ちょうどその頃に開催していたイベントが「八ヶ岳アンブレラスカイ」で、カラフルな傘が雨空の下にゆらめき、きれいだった。

ワインスイートメゾネットを入り口からみたところ
ワインスイートメゾネットを入り口からみたところ
1階はベッドが2つ
1階はベッドが2つ
2階がリビング
2階がリビング。奥のバルコニーから外も眺められる

今回、泊まるのは新しく設えられた客室「ワインスイートメゾネット」。

バーカウンターで優雅にチェックイン
バーカウンターで優雅にチェックイン

そして「ワインと出会うひととき」というプランに予約した宿泊者のチェックインは、フロントではなくメインダイニング「オットセッテ」の脇にあるバーカウンターで行う。ウェルカムドリンクとしてカリンシロップをスパークリングワインで割ったものが出てきた。

ワインの学校でお勉強
ワインの学校でお勉強もできる

チェックインを済ませ、2006年からリゾナーレ八ヶ岳と提携している「ドメーヌ ミエ・イケノ」の畑の見学に出かけようとすると土砂降りと雷にあい、足止めを食う。かなりの激しさに今日の見学は中止せざるを得なくなってしまった。「なんてこった!」今日はどうも歯車が上手くかみ合わない。

ま、クサクサしていても仕方がないので、ホテル内で宿泊者なら誰でも参加できる「ワインの学校」に参加してみることに。開催会場の横にはカードで買う量り売りのワインもあり、山梨と長野のワイン24種類が並ぶ。その場でグラスでも飲めるが、ボトルと専用のボックスに入れて部屋に持ち帰ることができるのはいい。ちなみにワインの学校はビギナー向け。和気藹々とした雰囲気で楽しい。

日本産のテンプラニーリョ
日本産のテンプラニーリョなどめずらしいワインが揃う
ソムリエとともにワインを選ぶ楽しみが味わう
ソムリエとともにワインを選ぶ楽しみが味わえるのはワインスイートメゾネット宿泊者の特権だ

その後、雷雨はますます激しくなり、ブドウ畑の見学を取りやめたのは正解だった。その代わり、日本ワインを中心に2000本以上ストックしているというワインセラーを見せてもらう。ソムリエの長久保正邦さん、直々の案内。今回の宿泊プランには滞在のスタートにソムリエと共にワインを選ぶというオプションもついているのだ。

自分の好みを伝え、ああでもないこうでもないと長久保さんと話し込んでしまった。最初はミエ・イケノのシャルドネにしようと思ったが、今夜の食事で味わえるとのことで、長野のファンキー シャトーのピノノワールをチョイス。

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雨が上がったら虹も出た。しかもダブルレインボー!
前菜は「自然」と題されたひと皿。どこか星のや東京の浜田統之シェフの名物アミューズ・五つの意思(石)に通じるものを感じた

前菜は「自然」と題されたひと皿。どこか星のや東京の浜田統之シェフの名物アミューズ・五つの意思(石)に通じるものを感じた

35種類の野菜を使った華やかなプレート。各野菜が丁寧に調理され、プロでなければ出せない料理。赤ワインビネガーのビネグレットやクミンのソースがよきアクセントに

35種類の野菜を使った華やかなプレート。各野菜が丁寧に調理され、プロでなければ出せない料理。赤ワインビネガーのビネグレットやクミンのソースがよきアクセントに

大好物のズッキーニの花。詰めてあるのは定番のチーズではなく、ズッキーニの実の部分

大好物のズッキーニの花。詰めてあるのは定番のチーズではなく、ズッキーニの実の部分

グリーンアスパラガスと紅芯大根、マッシュルームにはオランデーズソースを添えて

グリーンアスパラガスと紅芯大根、マッシュルームにはオランデーズソースを添えて

皮ごと焼いたヤングコーンはヒゲまで食せる。繊細なパスタのようでこの感触、初体験!

皮ごと焼いたヤングコーンはヒゲまで食せる。繊細なパスタのようでこの感触、初体験!

パスタにはハムのエキスが使われているとか。このコースで唯一の肉系。カリフラワーを削りながらかけるパフォーマンスも楽しい

パスタにはハムのエキスが使われているとか。このコースで唯一の肉系。カリフラワーを削りながらかけるパフォーマンスも楽しい

パイ生地の上にキノコのペースト。ビーツや大根などの根菜を乗せてある。赤いのはビーツのパウダー

パイ生地の上にキノコのペースト。ビーツや大根などの根菜を乗せてある。赤いのはビーツのパウダー

メインをはるのはなんとジャガイモ! ジャガイモと、赤ワインに漬けたパンをパウダーにした2種類の粉をまとって登場

メインをはるのはなんとジャガイモ! ジャガイモと、赤ワインに漬けたパンをパウダーにした2種類の粉をまとって登場

先ほどの無骨なジャガイモには黒トリュフが添えられ、有精卵のソースが中から流れ出る。グラナパダーノの風味がまた合う

先ほどの無骨なジャガイモには黒トリュフが添えられ、有精卵のソースが中から流れ出る。グラナパダーノの風味がまた合う

デザート前のチーズの扱いでタマネギが登場。実は層の間にゴルゴンゾーラが忍ばせてあり、噛むとタマネギの甘みと相まってうまい。かなりジューシー

デザート前のチーズの扱いでタマネギが登場。実は層の間にゴルゴンゾーラが忍ばせてあり、噛むとタマネギの甘みと相まってうまい。かなりジューシー

デザートは2種。まずはグリンピースのアイスにビーツのジュレ。上にかかっているのは甘夏のエスプーマ

デザートは2種。まずはグリンピースのアイスにビーツのジュレ。上にかかっているのは甘夏のエスプーマ

次にシチリアの伝統菓子・カンノーリはなんとゴボウ風味。サクサクで、ゴボウの香りが強い。お気に入り

次にシチリアの伝統菓子・カンノーリはなんとゴボウ風味。サクサクで、ゴボウの香りが強い。お気に入り

2025

VOL.345

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