【八ヶ岳 男のひとり旅】ウイスキーからの駅そば、そしてワインと豪華ディナー
またしても雨なんですが・・・
あの名曲を思わず口ずさみたくなる特急・あずさ
10時ちょうどのあずさ9号で旅出った。小雨が大雨に変化しそうな梅雨時。目的地の小淵沢には11時52分に着く予定。晴れていれば富士山を臨めるというD席を往復とも予約していた。あいにくの空模様で、結局見えなかったが、雨の旅路は嫌いじゃない。
そういえば、修善寺ひとり旅の時も大雨だった(下記「関連記事」参照)。雨の旅支度で服装が制限されるのはめんどうだが、風情はいい。あれ、つまりボクは雨男?
前菜は「自然」と題されたひと皿。どこか星のや東京の浜田統之シェフの名物アミューズ・五つの意思(石)に通じるものを感じた
35種類の野菜を使った華やかなプレート。各野菜が丁寧に調理され、プロでなければ出せない料理。赤ワインビネガーのビネグレットやクミンのソースがよきアクセントに
大好物のズッキーニの花。詰めてあるのは定番のチーズではなく、ズッキーニの実の部分
グリーンアスパラガスと紅芯大根、マッシュルームにはオランデーズソースを添えて
皮ごと焼いたヤングコーンはヒゲまで食せる。繊細なパスタのようでこの感触、初体験!
パスタにはハムのエキスが使われているとか。このコースで唯一の肉系。カリフラワーを削りながらかけるパフォーマンスも楽しい
パイ生地の上にキノコのペースト。ビーツや大根などの根菜を乗せてある。赤いのはビーツのパウダー
メインをはるのはなんとジャガイモ! ジャガイモと、赤ワインに漬けたパンをパウダーにした2種類の粉をまとって登場
先ほどの無骨なジャガイモには黒トリュフが添えられ、有精卵のソースが中から流れ出る。グラナパダーノの風味がまた合う
デザート前のチーズの扱いでタマネギが登場。実は層の間にゴルゴンゾーラが忍ばせてあり、噛むとタマネギの甘みと相まってうまい。かなりジューシー
デザートは2種。まずはグリンピースのアイスにビーツのジュレ。上にかかっているのは甘夏のエスプーマ
次にシチリアの伝統菓子・カンノーリはなんとゴボウ風味。サクサクで、ゴボウの香りが強い。お気に入り