人気ブランドの2019新作時計7モデル、文字盤とケース素材に注目!
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ブロンズケース
ブロンズは銅に錫などを混ぜた合金で、日本語では青銅。ここ数年来、これをケースに用いるモデルが増えている。2019年の新作モデルでは、グリーン系のダイヤルとの組み合わせが多かった。柔らかく傷付きやすいが、また色の変化も顕著だ。それが逆に味になり、レザーの様に育てる楽しみが味わえる。
ブロンズケースの2019年新作時計4選(写真4枚)
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年7・8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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A. LANGE & SOHNE(A. ランゲ&ゾーネ)
ランゲ1“25th アニバーサリー”
2つのインダイヤルの周囲をわずかに荒らして、シルバー×ブルーの特別なカラーリングで誕生25周年を祝す。左は完売(参考価格489万円)だが今秋まで毎月のペースで全10モデル、ランゲ 1のファミリーから限定モデルが登場。限定250本。手巻き。径38.5mm。18KWGケース。アリゲーターストラップ。(A.ランゲ&ゾーネ)
MONTBLANC(モンブラン)
モンブラン ヘリテイジ モノプッシャー クロノグラフ
植字インデックスを置くグレイン仕上げのチャプターリングが、文字盤の表情を豊かに。リューズ同軸のプッシュボタン1つで操作する古典的なクロノグラフ機構も、買い足し気分を高める。自動巻き。径42mm。SSケース。アリゲーターストラップ。54万5000円(モンブラン コンタクトセンター)
HERMES(エルメス)
アルソー78
ダイヤルは粗めのグレイン仕上げのスレートグレー、ベゼルはチタンをマット仕上げに。ヴィンテージ調な2つの仕上がりに対し、SSのラグは鏡面として、色と輝きの豊かなコントラストを生み出した。クォーツ。径40mm。SS+チタンケース。カーフストラップ。37万5000円(エルメスジャポン)
IWC(アイ・ダブリュー・シー)
パイロット・ウォッチ・オートマティック・スピットファイア
英国空軍に納品された名機マーク11から引き継がれたダイヤルをカーキグリーンに染め、ブロンズケースとの組み合わせに。ムーブメントは新開発の自社製自動巻きを搭載。IWC初のシリコン脱進機をいち早く試せる。自動巻き。径39mm。ブロンズケース。カーフストラップ。10月発売予定。59万5000円(IWC)
BELL & ROSS(ベル&ロス)
BR 03-92 ダイバーグリーン ブロンズ
スクエア型ダイバーズのブロンズ仕様第2弾。ベゼルに発色のいいアルミを用い、グリーンを差し、文字盤も同色とした。これもまたミリタリーな雰囲気が高い1本だ。裏蓋は、SS製。限定999本。自動巻き。ケース42×42mm。ブロンズケース。カーフストラップ。52万円(ベル&ロス ジャパン)
GRAHAM(グラハム)
ソードフィッシュ
2つのインダイヤルを魚眼レンズで拡大、トリッキーなモデルが再登場。特異な外観に加え、ブロンズ×カーキのミリタリー感は、インパクト大。時計が強く自己主張する。自動巻き。径46mm。ブロンズケース。ラバーストラップ(ファブリックストラップ付属)。8月発売予定。98万円(DKSHジャパン)
ORIS(オリス)
ダイバーズ 65
ケース全体ではなくベゼルだけブロンズとし、他社にはない個性を主張したデザインに。1965年製ダイバーズに想を得たレトロな外観に、絶妙なアクセントとなった。ネイビーの文字盤もお洒落。自動巻き。径40mm。SSケース。カーフストラップ。23万4000円(オリス ジャパン)