夏の休日スタイルを格上げする!
「ブライスランズ香港」の銘品たち

「ブライスランズ香港」で扱われる服は、ダルクオーレやアスコット チャンといったクラシックなブランドから、オリジナルのデニム、チノまでさまざまだ。
「私自身もファミリービジネスをやっていて、お客さんたちとの人間関係というのを非常に大事にしています。なので、洋服ブランドに関しても、そういったファミリーのつながり的な感覚を持っているブランドに愛着があります。ナポリで代々サルトを営むダルクオーレや、香港で3代シャツを作ってきたアスコット チャンなどは、積極的にラインナップにいれ、こちらのリクエストで別注アイテムなどもオーダーしています。
この夏のイチオシは、アスコット チャンに特注したヴィンテージファブリックのリゾートシャツ。中をタオル地にしてあるので、街着としてはもちろん、プールや海でお洒落に羽織るのにも最適です。このシャツは、ロンドンのサイモン・クロンプトンが手がけるパーマネントスタイルのPOP-UPで出したら、即完売しました!
あとはオリジナルのデニムにウエスタンシャツ、Gジャンなどもヒットアイテムです。デニムは着る人によって経年変化が全然違うので、ヴィンテージになったときも面白いですよね。ブライスランズで最初の既製服は、デニムなんです。広すぎず細すぎずのパーフェクトフィットを追及して、生地は岡山の児島で探してきました。ファーストモデルは、すぐに完売してしまって、同じモデルを4本買った人もいるくらいです」(ケンジさん)
デニムウェアも、一大定番のひとつ!
ブライスランズのショーケースの中は、ネイティブアクセサリーなどの小物類も充実している。高校時代に集めていたというだけあって、メガネは今でもケンジさんの大好きなファッションアイテム。また、日本のブランド「Solakzade」(ソラックザーデ)のメガネやサングラスもお気に入りで、ときどきトランクショーを開催している。さらに原宿同様、タイバーやピンズ、ブローチなど、ネイティブ系のアクセサリーも欠かせない。これらのヴィンテージアクセは、単品で服につけてもよいし、ハットの装飾にしたり、またルームシューズのトウ先につけたりとアレンジ自在なのも◎。いい状態のものがたくさん入荷すると、トランクショーなども随時行っているそうだ。