「王道ブランドの定義とは?」時代を超えた恒久的価値を味わう【ファッション座談会】

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黒部さん 黒部 鞄で言えば、エルメスの「サック・ア・デペッシュ」は外せませんよね。


池田さん 池田 確かに!革がどの方向に伸縮するかまでを職人が完璧に計算して仕立てているから、開閉を繰り返しても革にガタがこない。馬具作りをルーツとするエルメスならではで、何十年と使えますから。


黒部さん 黒部 何十年使っても廃れないという、技術力はさすが。これから先もまた何年と続けてこのクオリティを手にしていられる、と思わせてくれる逸品です。


鏡さん  私はエラスティックシューズにも注目しています。シューレース部がなく、サイドエラスティックになっているため、抜群に脱ぎ履きがしやすい靴です。ビスポーク由来という正統性があり、日本のお座敷文化にも馴染むのではないかと思います。


HERMES
エルメスのサック・ア・デペッシュ

エルメス
84万5000円(エルメスジャポン)


仕事鞄における永久不変のマスターピース

フラップのカーブひとつにまでエルメスの究極的クオリティとエレガンスが宿る仕事鞄の超傑作。

EDWARD GREEN
エドワード グリーンの「チェルシー」(左)、「ギブワース」(右)

エドワード グリーン
左:15万9000円、右:16万3000円(以上エドワード グリーン銀座店)


英国靴のトップが誇る新旧王道モデル

同ブランドの定番と言えばチェルシー(左)だが、同様のドレッシーさがありつつ、エラスティックでより履きやすく快適性も備えるギブワース(右)や、フェイクのシューレースデザインのレイジーマンも注目のモデル。

2025

VOL.345

Spring

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