夜のリラックスタイムは、暖かみのあるオレンジの光

昨年完成したばかりだという山根さんのご自宅。その中心となるのが、大きく開放的なリビング・ダイニングだ。
「設計面では、リビング・ダイニングに吹き抜けを作って大空間を演出してもらったのがこだわりです。理由は”人を呼ぶこと”を意識したから。現代の日本では、他人に家の中を見せることを避ける傾向が強くなってしまっています。そうなるとインテリアにも力が入らない。そんな状況を変えたいという思いがありました。家をコミュニケーションの場として活用してほしいというのが私の願いですね」
快適なリビングは社交の場になるだけでなく、一家団欒をより楽しくする空間でもある。
「夜にはここで子どもと一緒に遊ぶこともあります。カーペットの上に座りこんでカードゲームしたりとか。そういうときには、Lightcycleの光を暖色に設定して照らすといい感じですね。蛍光灯を使わない部屋の照明ともマッチして、自然に照らしてくれます。それとこのLightcycleを操作していると、子どもが興味深そうに見てきますね。明るさや色みをタッチパネルで自由自在に操れるのが面白いみたいです。スマホに専用アプリをインストールして遠隔操作しているときなんか、子どもが横から手出ししてきたり。ライトを通じてそういうコミュニケーションができるのもいいところだなと思いました」