シャフトを4時の方向に降ろしてきて、
カラダを回してインパクトしよう!
ハンドファーストには、ちょっとしたコツがあります。意識してほしいのはインパクトではなく、もう少し前の段階なのです。手元が腰まで降りてきたハーフウェイダウンの位置で、シャフトが斜めになるように意識してみてください。時計でいうとシャフトが4時の方向になっていればオッケーです。これが正しいハンドファーストを迎えるための準備になります。

インサイド・アウトに感じるかも知れませんが、これが正しいクラブの位置です。この手首とクラブの関係性を保ったまま、カラダ全体をどんどん左に回し続けてください。そうすると、ほら不思議。インパクトでは自然とハンドファーストになっているはずですよ。
正しいハンドファーストの流れをチェック(正面)(写真4枚)
正しいハンドファーストの流れをチェック(後方)(写真4枚)
正しいハンドファーストの流れをチェック(前方)(写真4枚)
もし、これでボールの手前をダフってしまうようであれば、おそらくハーフウェイダウンで右肩が下がりすぎています。シャフトが4時の方向になったときに、右肩の位置を高く保つように心掛けてみてください。
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奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市都筑区にあるヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、弾道計測器フライトスコープ、3DモーションキャプチャーGEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。
http://www.nobby-tech.co.jp/swinggear/
文/鶴原弘高