発表会は、新車のアピールに最高の舞台!
だから”仕上げのひと手間”にも手を抜かない!
いよいよ迎えた発表会当日。事前に決めたコーディネートでいざ出陣! ……と、その前に「ちょっとよろしいですか」と森岡氏。細部の仕上げが気になったようだ。




「ネクタイのノットをもう少し締め上げて、少し浮かせるような感じにしましょう。このほうが胸元に立体感が出て、精悍な印象に見えます。それからチーフをもう少しふんわり、柔らかに。このメリハリが肝心です。ドレスアップは細部が命ですからね」と森岡氏。ちなみに靴は七五三木氏私物のベルルッティをコーディネート。黒ではなくあえてグレーをチョイスした。「素晴らしい選択。少しだけ遊びを効かせたスーツとベストマッチです」と森岡氏も感心していた。




無事に朝と昼の発表会が終わり、いよいよ夜の発表会。ここでも登壇直前まで森岡氏 のチェックが入る。
「チーフの挿し方を少しこだわった感じに変えてみましょう。まず三角に折って、角をすべて一箇所に集めるようにして折りたたんでいく……そして、4つの角が直線上に並ぶよう整えて挿せば完成。一見TV フォールドのように見えますが、実はピークトスタイルになっているというテクニックです。名付けて”森岡挿し”」。
さりげないアレンジで、いっそう洗練された佇まいに仕上がった。足元はこれまた七五三木氏が持参したクロケット&ジョーンズのプレーントウスリッポン。スリッポンといってもローファーのようにカジュアルなものではなく、オペラパンプスのような感覚で合わせられるエレガントな一足だ。
と、ここまで七五三木氏の装い戦略を見てきたが、実は他メンバーの服装にも相当なこだわりが。次ページではそちらをご紹介しよう。