さらなる軽快感とファッション性を追求したニット仕立ての「Shoeker#02」

「Shoeker #02は、#01に対してさらにファッション的要素を強め、ニット仕立てにしました。トッズのモノ作りに通じるMade in Italyにこだわり、イタリアでも最高峰のニットウェアを作れる工場に依頼をして、まるでニットウェアを作るのと同じようにスニーカーを作りました。わずか320gしかないので、本当に軽い履き心地になっています」

そして、ヴィジョナリーのミケーレ氏が言うように、アルチザンとテクノロジーの「ハイブリッド」的スニーカーを作るうえでも、トッズ本来の「アルチザン」的工程は欠かしてはならない。たとえばShoekerのアッパー部分となる上質なレザーは、マルケの工房で熟練の職人たちが他のドレス靴を作るのと同様に、革を1つ1つ手作業でカットしていく。
アルチザンの精神を受け継いで

そうした実演も、来場者たちの目を釘付けにしていた。そして今回、このイベントには日本からは俳優の大谷亮平さん、ほか台湾の俳優ジャスパー・リュウさんなどアジアのセレブリティたちが大集結。皆さんも職人の手仕事を実際に見て、非常に感動した様子だった。