小樽のB級グルメをぺろり、日帰りなんてもったいない【札幌・小樽 男のひとり旅】

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朝からテンションが上がるモーニングハイティー

翌朝、暴飲暴食にも関わらずスッキリと目覚める。昨夜はバスタブにゆったりと浸かり、デトックスしたのが効いたのだろう。着替えて、朝食会場となるレストランへ。ここの朝食は他では聞いたことがない「モーニングハイティー」とのこと。興味津々だ。イギリス人が聞いたら、それは朝なのか、午後なのか? と混乱するだろうけど。

モーニングハイティーをチェック(写真4枚)

本格的な三段のスタンドに北海道の食材を使ったサンドイッチやデザートが美しく盛られている。ここでは素泊まりというカテゴリがなく、必ず朝食付きの宿泊という形式を取っている。これは札幌も同じ。全てのゲストに必ず朝食を体験して欲しいというホテルからの強いメッセージだ。

紅茶にしてもよかったかも
紅茶にしてもよかったかも

いつもの癖でコーヒーを選んだが、紅茶が芦屋にあるウーフの「TEA TRAVELLERS」だったと後から気づく。「ハイティーだもの、紅茶にしておけばよかった」とちょい後悔。さて、気になるメニューは奇をてらわずサンドイッチにスコーン。朝食の雰囲気はラクレットチーズのトーストや北海道産のベーコンとタマネギを使ったスパニッシュオムレツなどに表れている。

人が集まる場作りとしてソーシャルアパートメントを提供しているグローバルエージェンツが創り出すホテル・アンワインド。同じブランドなのに札幌と小樽でこんなにも雰囲気もコンセプトも異なる。今回垂直泊まりをしてみて、その楽しい違いがより明確にわかった。

なんでも、同社は別ブランドで2019年中に7つのホテルがオープンさせる予定だとか。勢いは大切。ノッている雰囲気というのはスタッフに、そして施設に反映されてくる。今回、その若い力を随所に感じた。また滞在するために北海道を訪れたい、そう思った二度目の旅だった。

関連記事: 2度目の札幌で大当たりのホテル、お約束のはしご酒【札幌・小樽 男のひとり旅】

【まとめ読み】藤村岳のシリーズ「男のひとり旅」



取材・文/藤村 岳

昼でもあえてカーテンを閉め、雰囲気を大切にしているそうだ

昼でもあえてカーテンを閉め、雰囲気を大切にしているそうだ

メインの階段の手すりは建築当時のものだとか

メインの階段の手すりは建築当時のものだとか

階段からの眺め。各所のインテリアが本当に美しい

階段からの眺め。各所のインテリアが本当に美しい

各部屋は居住性重視。テレビを廃し、プロジェクタにするなど機能的な造りだ

各部屋は居住性重視。テレビを廃し、プロジェクタにするなど機能的な造りだ

ロフト付の部屋もあり、家族連れも楽しく過ごせる

ロフト付の部屋もあり、家族連れも楽しく過ごせる

朝食にハイティーとはおもしろい趣向だ

朝食にハイティーとはおもしろい趣向だ

卵料理にスープ、アメリカンドッグの一段目

卵料理にスープ、アメリカンドッグの一段目

ハイティーらしさはサンドイッチに表れている

ハイティーらしさはサンドイッチに表れている

甘いものもちゃんとある。スコーンがサクサク!

甘いものもちゃんとある。スコーンがサクサク!

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