幻想的なレストランでディナー

さて、ぽっこりした腹をさすりつつホテルに戻ろう。今度こそチェックインを済ませ、館内を散策。レストランの「THE BALL(ザ・ボール)」がメインダイニング。ウエディングなどのボールルームとしても使われるが、当面はディナーのみの営業だとか。
旧ホテルのものをそのまま残したステンドグラスからの光が優しく、明るい。ぜひここでランチを楽しみたいと思った。アールデコなインテリアがいい。スモーキーなローズ色のチェアが落ち着きの中に華を添えて、天井を飾る球形の照明もモダンだ。

そうこうしているうちにディナーの時間に。昼間あんなに飲み食いをしてしまったのに、出てくる食べ物を残せないのは昭和生まれの習性。うまい、苦しい、残すのはもったいない……というせめぎ合いで食べまくる。
ちなみにボクのお勧めはストウブで提供される「シーフードパエリア」。カリカリの桜エビとイクラのプチプチがたまらない。つい、完食してしまった。