状態の確認や仕上がりのチェックは「寒色の光」

「磨きに入る前に靴の状態をよく確認し、傷や革のコンディションを把握することが美しい仕上がりに繋がります。そんなときは光の色温度を上げ、青白い光にして照らすとわかりやすいですね。また、磨きが終わって仕上がりをお客様に確認いただく際にも寒色の光で照らすとよく見えます。『Lightcycle』は回転や高さの調節がとてもスムーズに行えるので、お客様に見ていただくときにはスッと光を移動させられてとても便利だと思います」
磨くときはリラックス感を演出する「暖かめの光」

「ブリフトアッシュの靴磨きは約1時間かけて、お客様の靴をすみずみまでケアしていきます。時間のかかる作業ですから、色温度を暖色系に設定して目にやさしい光にするとストレスがないですね。また、対面磨きの際にはお客様にもやさしい光だと思います。青白い光よりリラックス感がありますからね。ブリフトアッシュの対面磨きは、職人と会話を楽しんでいただきながら、靴が磨かれるまでの時間をゆったりと寛いで過ごしていただける点が特徴。なので、照明でリラックス感を演出することはとても大切だと考えています」