

今回追加されたGTC改めGTコンバーチブルでは、スタイリング面での美しさがいっそう際立っている。低くワイドなスタイリングにあって、リアフェンダーまわりの盛り上がった伝統的な造形がことさら強調され、従来のGTC以上にスポーティでかつエレガントなオーラを放っているからだ。
コンバーチブルもクーペと同じパワートレインを積む。お馴染みの6.5リットルW12TSI+8速デュアルクラッチトランスミッション+4WDだ。最高出力635ps&最大トルク900Nmで、0→100km/h加速は3.7秒、最高速333km/hというからスーパーカー級で、優雅な大型コンバーチブルには十分過ぎるスペックだろう。
4層からなる新開発のZ型フォールド式ソフトトップを採用した。相変わらずベントレーのチョイスはハード(リトラクタブル式ハードルーフ)ではなく、ソフト。見た目の雰囲気はソフトトップのほうが圧倒的にエレガントだ。