一芸に秀でた、知る人ぞ知る名宿をピックアップする当連載。今月の舞台は沖縄。ただ食べるだけにあらず。魅力ある地元食材を使った料理までも教えてくれる宿をご紹介。
琉球スペシャリテを習う【沖縄・名護 | ザ・リッツ・カールトン沖縄】

洗練された大人のリゾートで沖縄食材の魅力に触れる
沖縄本島のほぼ中央に位置する名護市喜瀬。名護湾を見下ろすように、喜瀬の小高い丘の上に建つのがザ・リッツ・カールトン沖縄だ。2018年には総料理長にアルベルト・クツィット氏を迎え、彼の中東やヨーロッパ、アジアでの経験をフルに生かした独創的な沖縄料理が館内の各レストランで楽しめるようになった。
まさに、”沖縄ならではの美味”を堪能できるのが魅力だが、ただ食べるだけではなく、ホテルが用意するアクティビティとして、沖縄の食材を使いプロに学ぶクッキングクラスがあるのも見逃せない。鉄板焼レストラン喜瀬にて、総料理長自らが料理を教えてくれるのだ。
彼のソウルフードであるイタリアンをベースに沖縄食材を使ったオリジナルメニューを学べるコースと”ふーちゃんぷるー”や”じゅーしー”など沖縄伝統料理が学べるコースの2種。レクチャー後はそのままランチを楽しめる、2度美味しいプログラム。沖縄の新たな魅力に出会えることまちがいなし。