贈る相手に自分の人柄をしっかり印象づけられる
“好印象キーワード”から紐解くビジネス手土産

取引先への挨拶や祝い事、もしくはお詫びの時など、手土産を持参する機会はビジネスでは決して少なくない。そんな時、相手に自分の気持ちを伝えられるような手土産を選べているだろうか?ギフト選びのプロに、想いを形にできる品をセレクトしてもらった。

教えてくれる人
ギフトコンシェルジュ 裏地桂子さん
ギフトコンシェルジュとして商品の企画や開発、メディアや著者本などで贈る形を提案。和食、着物、華道、茶道など、様々な日本文化に精通。
裏地さん流 気持ちが伝わる手土産の心得3ヶ条
その1:自分で納得した品物に限る
「雑誌やTVなど、何かのランキングを参考にして手土産を選ぶのはアリだと思いますが、差し上げる前に必ず、自分で買って食べてみて、納得した品物を贈るようにしましょう」
その2:品物に添える言葉も大事
「『つまらないものですが』と謙遜の言葉よりも、『食べておいしかったので』や『近所の銘菓なんです』などの言葉を添えると印象もいいですし、会話のきっかけになります」
その3:相手の立場に立って考える
「切り分ける必要がないこと、要冷凍・冷蔵保存でないことなど、つまり、贈った後に先方の手を煩わせてしまう事態を避けることも、実は好印象につながるポイントなのです」