東京のおもてなしに和とスーツあり

和文化に触れる場所へ赴く。おもてなしをするも受けるも、あらゆる楽しみ方に応えてくれるのが、東京の魅力のひとつだ。如何あれ、周囲の雰囲気にきちんと馴染む服装が大事だろう。和に浸る時間を心行くまで愉しむための、粋な装いとは?
そんな時こそ、丹念な手仕事のなされた日本ブランドのスーツ。場の雰囲気に馴染む色づかいや生地感、端正なシルエットなど、日本の文化と服を重ねて着る、スペシャルな価値観を堪能する。ルールを順守する中で遊び心を見せてこそ、粋というものだ。
リングヂャケットの強撚ウールスーツ

「お座敷遊びとスーツ」
宴に華を添える 微光沢あるクラシックスーツ
赤坂、外堀通りから一本入った静かな裏通りに佇む加賀料理の料亭「赤坂 浅田」。花街・赤坂の芸者衆の舞、日本人の風雅な感性、美しい日本の文化を堪能できる場所に招かれることもあるだろう。料亭ならではの凛とした空間には、もちろんスーツで臨みたい。とはいえ、芸者さんを相手にして、酒や余興に興じるのであれば、スーツは紺無地でも、タイぐらいは華やかな色柄入りで遊んでみよう。心地よい空間、芸者衆との小気味よい会話に、いつにも増して酒が進む。
和文化に浸れる加賀料理の名店
赤坂 浅田
住所:東京都港区赤坂3-6-4
TEL:03-3585-6606
営業時間:昼/11時30分〜14時30分(L.O.14時)夜/17時30分〜22時30分(L.O.22時)
定休日:不定休
http://www.asadayaihei.co.jp/akasaka/
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年5月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)