オランダ発のスマートバイク「バンムーフ」の最新モデル。その実力は?

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都内での走行風景

エレクトリファイドX2の走行風景
都内の公園を走行。シートはシティサイクルと競技用自転車の中間くらいの硬すぎず、柔らかすぎずの絶妙な印象だ。
エレクトリファイドX2の走行風景
肌寒さも残るが、この記事が公開になるころには自転車での外出が心地よい季節なので、ぜひ試乗をしてみてほしい。
エレクトリファイドX2
バンムーフのオリジナルのカゴと荷台 市販のチャイルドシート
フロントと、リアに装着可能な、バンムーフのオリジナルのカゴと荷台が用意されている(ともに別売り)。市販のチャイルドシートを後部に取り付けることもできるそうなので、親子でドライブを楽しみたい方はショップに相談をしてみてほしい。

3時間ほどの試乗は実に快適な体験だった。いつも車で通っている場所を自転車で走るのは新鮮そのもの。また、想像以上に自転車なら移動時間が短縮できることや、電動アシストのパワーなど、快適なだけでなく、利便性の面でも効果を実感することができた。普通の電動アシスト自転車にはない、スマートなデザインに乗ることが、誇らしく思えるのも、バンムーフならではと言えるだろう。

ちょっと休憩する際にも盗難の不安から解放されるのはストレスがなくていい。普通の自転車泥棒なら、警告音を発しているうえ、タイヤの回らない自転車を街中で盗むなんてリスクを冒すことはないだろう。

さまざまな特性を踏まえると、レジャー、日常の移動、(許される環境であれば)仕事用など、さまざまなシーンでバンムーフの可能性が感じられる。

エレクトリファイド X2。バッテリーがフレームの中に収納されているため、電動アシスト機能がありながら、普通の自転車同様のスッキリした外観がカッコいい。

エレクトリファイド X2。バッテリーがフレームの中に収納されているため、電動アシスト機能がありながら、普通の自転車同様のスッキリした外観がカッコいい。

後輪の中心軸脇にあるボタンをコツンとキックすることで「ステルスロック」と呼ばれる防犯システムが掛けられる。キーやチェーンを持ち歩く必要がないのは実に便利。開錠はスマートフォンのアプリ、またはハンドルのボタンを使って行う。

後輪の中心軸脇にあるボタンをコツンとキックすることで「ステルスロック」と呼ばれる防犯システムが掛けられる。キーやチェーンを持ち歩く必要がないのは実に便利。開錠はスマートフォンのアプリ、またはハンドルのボタンを使って行う。

トップチューブに内蔵された166個のLEDによる「マトリックスディスプレイ」がギアや、開錠のロックの状態を表示する。開錠の際は3桁の暗証番号を、モールス信号のように感覚をあけながら、数字の数だけボタンを押す仕組みだ。写真は開錠作業中の様子。

トップチューブに内蔵された166個のLEDによる「マトリックスディスプレイ」がギアや、開錠のロックの状態を表示する。開錠の際は3桁の暗証番号を、モールス信号のように感覚をあけながら、数字の数だけボタンを押す仕組みだ。写真は開錠作業中の様子。

ロック中は車輪を回すことができない。ロックが掛かった状態で、無理に移動させようとすると、警告状態に入り、スカルのグラフィックが表示される。不正行為を検出すると警告音が発せられ、ランプが点滅を始める。また本体から追跡信号を発信し、もし盗まれたとしても専任のバイクハンターが信号を追って探し出してくれる。

ロック中は車輪を回すことができない。ロックが掛かった状態で、無理に移動させようとすると、警告状態に入り、スカルのグラフィックが表示される。不正行為を検出すると警告音が発せられ、ランプが点滅を始める。また本体から追跡信号を発信し、もし盗まれたとしても専任のバイクハンターが信号を追って探し出してくれる。

2025

VOL.345

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