お洒落な街の散策に
ラトーレのシャンブレースーツ

「ちょっと散歩に」からはじまった外出先での急な出会い、急な予定変更にもスマートに対処できるのが大人の粋。そこでカジュアルなシャンブレーのスーツを選んだ。寛ぐ日の相棒、Tシャツをインナーに休日のリラックス感を堪能。とはいえシルエットは端正。微光沢も湛えるインディゴブルーのスーツは、急に覗くことになった高級ブティックにも馴染む風格だ。
仲間と囲むレトロな酒処へ
サンタニエッロのコットンスーツ

渋い色味のコットンスーツの洒脱さが、もっとも引き立つ場所といいたくなる、情緒溢れるレトロな日本家屋の美食処。気のおけない仲間との酒宴の場に選んだのは、神楽坂の裏路地にあるお店。あぐらでこの空間と日本酒を堪能するから、スーツのストレッチが嬉しいんだな。
美酒処 KADO
お座敷では、鍋などの季節のコース料理が楽しめるほか、立ち飲みスペースもある。
住所:東京都新宿区赤城元町1-32
TEL:03-3268-2410
落語という伝統娯楽に浸る
チルコロ1901のジャージーセットアップスーツ

大衆芸能として、江戸時代から愛されてきた落語の寄席。ドレスコードに決まりはないものの、例えば新宿末廣亭の、昔から変わらぬ木造の趣ある空間に普段着はもったいない。一流の芸へのリスペクトも込め、スーツで洒落のめしていこう。とはいえ、堅いクラシックスーツも不似合いだ。せっかくの遊びの場。腹を抱えての大笑いも似合い長時間も快適なジャージーのレンガ色の一着を。
新宿 末廣亭
江戸以来の伝統的な寄席の雰囲気を味わえる落語定席。落語、漫才等一流の芸人が集う。
住所:東京都新宿区新宿3-6-12
TEL:03-3351-2974
リラックスして仕事するカジュアルフライデー
ヴァルディターロ ペル シップスのネイビースーツ

企業が実施しているカジュアルフライデーには、決まった服装から脱して、装いによる自己表現を考えて欲しい、とメッセージを込めている企業も多い。そこで、「あえてタイドアップ」を。タイで引き締めつつも、他の日はしない個性的な色柄による寛ぎ感。そんな自己演出の自由さこそ、これからのビジネスパーソンに求められるスキルなのだ。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年5月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)