
渋滞時にハンドルを持つ必要のないステアリングアシスト、「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援システム」をBMWがこの夏日本導入。
高速道路及び指定都市高速道路での渋滞時に、ステアリングから手を離しての走行が可能となる「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」は絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離すことが可能となることでドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム。
既存のレーンキープアシストとアクティブクルーズコントロールの組み合わせでも、同一車線走行中の加減速及びステアリング操作の半自動化は実現されているが、国内の法制度的に手を添えていない状態での運転は認められておらず、手を離すと一定時間後に機能がオフとなっていた。
今回、BMWが発表した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」は、欧州もしくは米国仕様でBMWを含む各社が展開している渋滞支援機能の例に倣うと60km/hもしくは37mphを上限とする一定以下の速度で、車間距離制御と車線維持制御を行なうトラフィック・ジャム・アシスタントを、ステアリングに手を添えることなく使用できるようにしたものと見ていいだろう。

この機能は、運転の安全管理に関しては全責任をドライバーが負うレベル2自動運転の高度機能で、車両の認可取得後に、工場生産オプションまたはBMW正規ディーラーにて販売する車両アクセサリーとして、提供する予定という。また、欧州では下記対象モデルのうち、すでにユーザーの手に渡っているものについても、ドライバー監視用カメラなどのハードウェアはすでに実装されておりソフトウェアアップデートにて新機能を使用できる。日本でもその導入を期待したい。
対象車種はBMW 3シリーズ、BMW 8シリーズ クーペ、BMW 8シリーズ カブリオレ、BMW X5で対象モデルは随時拡大予定という。
文/難波賢二 写真/BMW