今流ドレスアップのカギ
4種の襟型の個性を着分けよう
白シャツは、細部の個性が印象を左右する。「クラシック回帰」、「ハズシの美学」、そんな昨今の潮流において着こなしの完成度を上げる白シャツ選びとは?まずは特に肝となる、今重宝する襟型4種を選ぶことから始めてみる。

白シャツの顔と言える「襟型」。今の気運を踏まえて選んだのはこの4種だ。セミワイドカラーやレギュラーカラーは組み合わせを選ばず、多様なシーン&スタイルに沿うが、クラシック気分が続く昨今は、ラウンドカラーやタブカラーといった襟型が旬。ローテーションに組み込むことで、ドレスアップの幅が広がる。ラウンドカラーはスタイルの印象を和らげ、フランクな印象を演出。コーデは同様の趣があるドット柄タイと相性がいい。一方、シャープで力強い印象を演出できるタブカラーは、襟の開きが狭いため小柄のタイが似合う。ちなみにカジュアルの定番たるB.D.は、スーツのハズシに活躍。襟のボタンを留めずに、ハズシであることをさらりと漂わせるとスマートだ。