ギフトにも間違いナシ! 「エルメスの美しき逸品」を集めました

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ACCESSORY
エルメスならではのモチーフ使いが冴える

いつの時代も遊び心がモチベーション

ネックウェアと並び、エルメスにはジュエリーやアクセサリーにもファンが多い。船のアンカーチェーンに想を得てデザインされたブレスレットの名品、「シェーヌ・ダンクル」が誕生したのは1938年のことだが、昨今、再評価され、目にする機会が増えた。年齢を重ねるごとに、アクセサリーを身に着けることに躊躇するようになる男は多い。しかし、それでも身に着けたいと思わせる何かが、エルメスにはある。察するにその何かとは、気取らぬ純粋な美しさや、そこに込められた遊び心なのだろう。

エルメスのアクセサリーに、宝飾はかくあるべきという押しつけはない。たとえば、写真右のブレスレット「リプレイ」はステンレス製。「シェーヌ・ダンクル」をデフォルメしたデザインで2つのパーツの片方にはPVDコーティングが施されている。モダンで美しく、そしてユニークさに富むクリエイション——男はここに心惹かれ、胸を弾ませるのだ。

ACCESSORY
ブレスレット:左から8万1000円、8万4000円。カフリンクス:左から6万4000円、6万8000円。タイピン:3万8000円(以上エルメスジャポン)

ブレスレット:左は、レディスのアイコニックなエナメルブレスレットのメンズ版「クリックHH」。中央のHを回すと開閉する、モダンな趣のモデルだ。右は名作シェーヌ・ダンクルのコマをアレンジしたデザインの「リプレイ」。インダストリアルな雰囲気に新鮮味が溢れる。

カフリンクス:左は上記リプレイと同様、シェーヌ・ダンクルのコマをモチーフにした「ガーンジー」。右はシェーヌ・ダンクルの留め具がモチーフの「フリビュスティエ」。ともにパラジウムプレーテッドの煌びやかなボディに、控えめなアクセントカラーが品よく映える。

タイピン:馬具製作からスタートしたエルメスの象徴的なモチーフ、クルー・ド・セル(鞍の鋲の意味)をあしらった、シンプルにして華やかな一品。

ブレスレットの傑作「シェーヌ・ダンクル」

ブレスレットの傑作「シェーヌ・ダンクル」

最もコマのサイズが大きい、「シェーヌ・ダンクル」TGM。素材はシルバー。17万5000円(エルメスジャポン)




※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年1月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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