ビームスF 歴代店長たちも大集結!

ビームスF 40年間の歴史を牽引してきた歴代店長たちも参集。それぞれにキャラクターの立ったコーディネートが印象的だった。ここから、それぞれの着こなしを詳しく見ていこう。
ビームスF 4代目店長(現総務部)・生田目 昇さん

英国ビスポークを愛好し、長年ファーラン&ハーヴィーのオーダー会を担当していた生田目さん。ミディアムグレーのスーツにブルーのニット地ネクタイでまとめた、シンプルで穏やかな色使いが魅力的だ。ちなみに生田目さんの後任として5代目店長になったのが、現クリエイティブディレクターの中村達也さん。
ビームスF 6代目店長(現ヴィジュアルマーチャンダイザー)中島信司さん

現在はメンズドレス部門のヴィジュアルマーチャンダイザーのトップとして、店頭のディスプレイなどをディレクションしている中島さん。スーツはナポリのダル クォーレで仕立てたものだが、2インプリーツのパンツやラウンドフラップのスラントポケットなど英国ビスポーク的なエッセンスを取り入れてオーダーしているのが何ともツウ。スモーキーなトーンのマルチストライプ柄ネクタイがアクセントになっている。
ビームスF 7代目店長(現ビームス ハウス 丸の内 スタッフ)・高橋秀樹さん

紺無地スーツに紺のボウタイ、そこにあえてギンガムチェックのシャツを合わせているのが面白い。パーティらしい華やかな印象にまとめつつも、肩肘張らずに遊び心を忘れないのが高橋さん的スタイリングの妙味だ。チーフも柄物を差しているが、全体をネイビートーンで統一しているため、すっきりとまとまった着こなしに。
ビームスF 8代目店長(現アウトレット部 メンズディレクター)・広瀬哲也さん

「ビームスEX 横浜」店長を経て、ビームスFの8代目店長に就任した広瀬さん。ビルドアップした男らしい肩回りのストライプスーツを、ラウンドタブカラーのクレリックシャツとグレンチェックのネクタイで華やかに着こなしている。イタリアのオーダースーツからインターナショナルギャラリー ビームスの服まで幅広く着るという広瀬さんらしい、ツイストの効いた装いだ。
ビームスF 9代目店長(現ビームス 銀座 スタッフ)・藤行賢一郎さん

元々ビームスの顧客で、服好きが高じてビームスに入社したという藤行さん。売り上げ成績は毎年トップ5以内に入るという凄腕の販売員だ。ダークネイビースーツに白無地シャツ、紺のドット柄ネクタイというベーシックなコーディネートだが、柔らかいシャツ襟の表情が何とも玄人な佇まい。手元のアクセサリーもさりげなく効いている。
ビームスF ショップマネージャー・青木崇利さん

現店長を務めるのがこちらの青木さん。一見3ピーススーツのようだが、実はベストはニット素材。本来カジュアルな素材だが、スーツとトーンを揃えることでベストが浮かないよう計算されている。足元もダークブラウンスエードのシングルモンクシューズを合わせ、軽快感あるスタイリングに。