「ビームスF」40年間の歴史的アーカイブを特別公開!【Part2/靴・シャツ・ニットetc.編】

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小物類も貴重な逸品のオンパレード

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ALBERT THURSTON(アルバート サーストン)のサスペンダー

1980年代後半のアーカイブ。留め具の白い紐は「ガットエンド(クジラのヒゲ)」と呼ばれた当時の本格素材で、今では手に入らない希少な仕様となっている。英国ブーム時代はベルトレスパンツが主流で、ブレイシーズは必携品だったそう。

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BEAMS F(ビームスF)のスクールマフラー

本来は英国の制服的なマフラーだが、1990年代にはファッションアイテムとして、ロンドンの紳士服店でもよく展開されていたアイテム。ビームスFでは配色を変更して展開し、ステンカラーコートやツイードジャケットに合わせていたそう。こちらはスコットランド製。

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GTA(ジーティーアー)のチェックパンツ

1990年代中頃には英国のファクトリーが次々と廃業してしまい、ビームスFでも次第にイタリア製アイテムのシェアが高まっていった。こちらのGTAもそのひとつ。イタリアンクラシックブームが巻き起こったのは2000年ごろだが、実はその前から、イタリアブランドの勢力は徐々に強まってきていたのだそう。

11/22には40周年記念パーティも開催

続くパート3では、パーティに出席したスタッフたちのコーディネートを一挙披露。こちらもお楽しみに!

撮影/岡田ナツ子 文/小曽根広光

関連記事:「ビームスF」40年間の歴史的アーカイブを特別公開!【Part1/アウター&ジャケット編】

<strong>GEORGE CLEVERLEY(ジョージ クレバリー)のスリッポン</strong><br />ビスポークを主体とするジョージ クレバリーは、既製靴でもビスポークの意匠を盛り込んだモデルを発表し話題に。左の窓なしローファーは今でも本国のベストセラー。右はビームスF別注で誕生。

GEORGE CLEVERLEY(ジョージ クレバリー)のスリッポン
ビスポークを主体とするジョージ クレバリーは、既製靴でもビスポークの意匠を盛り込んだモデルを発表し話題に。左の窓なしローファーは今でも本国のベストセラー。右はビームスF別注で誕生。

<strong>BEAMS F(ビームスF)のスペリーソールローファー</strong><br />1990年代のアーカイブ。当時はソールに波型の刻みが入った「スペリーソール」を装着したものが人気で、あのビッグメゾンと同じイタリアのファクトリーで製作したビームスFオリジナルも展開していた。

BEAMS F(ビームスF)のスペリーソールローファー
1990年代のアーカイブ。当時はソールに波型の刻みが入った「スペリーソール」を装着したものが人気で、あのビッグメゾンと同じイタリアのファクトリーで製作したビームスFオリジナルも展開していた。

<strong>CELLERINI(チェレリーニ)のブリーフケース</strong><br />2000年代前半に買い付けていたフィレンツェの名門ブランド。革の品質だけでなく金具の造形にも凝っていて、イタリアらしい色気が魅力。当時は明るめの茶靴がトレンドだったため、鞄もこのような色みが主流だった。

CELLERINI(チェレリーニ)のブリーフケース
2000年代前半に買い付けていたフィレンツェの名門ブランド。革の品質だけでなく金具の造形にも凝っていて、イタリアらしい色気が魅力。当時は明るめの茶靴がトレンドだったため、鞄もこのような色みが主流だった。

<strong>BOWRING AROUNDEL(ボウリング アランデル)のチェックシャツ</strong><br />こちらも英国ビスポークシャツメーカーの既製品を手掛けていたファクトリーのひとつ。ブリティッシュトラッドな趣の色濃いタッターソールチェックは今、改めて気分な柄だ。

BOWRING AROUNDEL(ボウリング アランデル)のチェックシャツ
こちらも英国ビスポークシャツメーカーの既製品を手掛けていたファクトリーのひとつ。ブリティッシュトラッドな趣の色濃いタッターソールチェックは今、改めて気分な柄だ。

<strong>PETER & MAGEE(ピーター&マギー)、HAINES & BONNER(ヘインズ&ボナー)のストライプシャツ</strong><br />こちらも懐かしの英国シャツファクトリー製だが。今のスーツにも合いそうな色柄使いが新鮮。

PETER & MAGEE(ピーター&マギー)、HAINES & BONNER(ヘインズ&ボナー)のストライプシャツ
こちらも懐かしの英国シャツファクトリー製だが。今のスーツにも合いそうな色柄使いが新鮮。

<strong>TROY SHIRT MAKERS GUILD(トロイ シャツ メーカーズ ギルド)のチェックシャツ</strong><br />こちらはアメリカのシャツファクトリー。アメトラの名門ブランドにもシャツを供給していた実力派だ。

TROY SHIRT MAKERS GUILD(トロイ シャツ メーカーズ ギルド)のチェックシャツ
こちらはアメリカのシャツファクトリー。アメトラの名門ブランドにもシャツを供給していた実力派だ。

<strong>LAGONDA(ラゴンダ)のチェックシャツ</strong><br />‘90年代にBEAMSエクスクルーシブで展開していた、パリのショップ「ラゴンダ」のオリジナルシャツ。センターボックスプリーツが備わり、フランス製でありながらアメリカ的な表情も備えている。

LAGONDA(ラゴンダ)のチェックシャツ
‘90年代にBEAMSエクスクルーシブで展開していた、パリのショップ「ラゴンダ」のオリジナルシャツ。センターボックスプリーツが備わり、フランス製でありながらアメリカ的な表情も備えている。

<strong>LAGONDA(ラゴンダ)のチェックシャツ</strong><br />こちらもラゴンダのもの。赤、青、白のトリコロールチェックがフランスらしい。

LAGONDA(ラゴンダ)のチェックシャツ
こちらもラゴンダのもの。赤、青、白のトリコロールチェックがフランスらしい。

<strong>GLENMAC(グレンマック)のイエローニット</strong><br />スコットランドのブランドだが、‘80年代のフレンチトラッドブーム期に名を馳せたグレンマック。ビームスFでは、ガッシリと目の詰まったシェトランドニットなどを断続的にバイイングしていた。

GLENMAC(グレンマック)のイエローニット
スコットランドのブランドだが、‘80年代のフレンチトラッドブーム期に名を馳せたグレンマック。ビームスFでは、ガッシリと目の詰まったシェトランドニットなどを断続的にバイイングしていた。

<strong>GLENMAC(グレンマック)のチルデンセーター</strong><br />こんなチルデンセーターも’80年代にトレンドとなっていた。そろそろリバイバルヒットしそうなアイテムだ。

GLENMAC(グレンマック)のチルデンセーター
こんなチルデンセーターも’80年代にトレンドとなっていた。そろそろリバイバルヒットしそうなアイテムだ。

<strong>BALLANTYNE(バランタイン)のVネックニット</strong><br />英国発祥のブランドでメイド・イン・スコットランドのニットだが、こちらは2000年代にイタリアの会社が買収した後に作られたもの。当時はバランタイン以外にも様々な英国ブランドがイタリア資本になった時代だった。

BALLANTYNE(バランタイン)のVネックニット
英国発祥のブランドでメイド・イン・スコットランドのニットだが、こちらは2000年代にイタリアの会社が買収した後に作られたもの。当時はバランタイン以外にも様々な英国ブランドがイタリア資本になった時代だった。

ビームスFの顧客や取引先、メディア関係者を招き、原宿のビームスF店内で行われたパーティ。代表取締役社長・設楽 洋さんも登場し、同店の歴史を振り返りつつ謝辞を述べた。

ビームスFの顧客や取引先、メディア関係者を招き、原宿のビームスF店内で行われたパーティ。代表取締役社長・設楽 洋さんも登場し、同店の歴史を振り返りつつ謝辞を述べた。

ビームスF発展の立役者であるクリエイティブディレクター・中村達也さんと、ビームスFディレクター・西口修平さん、ブリッラ ペル イル グスト バイヤー・高田朋佳さん、プレス・小林順平さんによるトークショーも開催。

ビームスF発展の立役者であるクリエイティブディレクター・中村達也さんと、ビームスFディレクター・西口修平さん、ブリッラ ペル イル グスト バイヤー・高田朋佳さん、プレス・小林順平さんによるトークショーも開催。

自身の秘蔵写真を披露しながらトークする中村さん。

自身の秘蔵写真を披露しながらトークする中村さん。

ビームスFの店頭に立っていた1986年ごろの中村さん。白シャツにアスコットタイという合わせは当時お決まりのスタイルのひとつだったそう。

ビームスFの店頭に立っていた1986年ごろの中村さん。白シャツにアスコットタイという合わせは当時お決まりのスタイルのひとつだったそう。

歴代のビームスFショップマネージャーたちも大集合! 同店の歴史を支えた錚々たるメンバーだ。

歴代のビームスFショップマネージャーたちも大集合! 同店の歴史を支えた錚々たるメンバーだ。

2025

VOL.345

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