今見るとまた新しい! ネクタイ&シャツアーカイブ

GARRICK ANDERSON(ギャリック アンダーソン)、JOSEPH ABBOUD(ジョセフ アブード)のタイ
’90年代前半はブリティッシュが隆盛を極めた一方、アメリカのシャツも並行して人気だったそう。ビームスFでは様々な米国ブランドのほか、米国ファクトリー製によるオリジナルシャツも展開していた。ギャリック アンダーソンやジョセフ アブードは、’90年代前半に人気だった米国デザイナーズブランド。ビームスFではそれらのブランドからクラシックなアイテムを選りすぐって展開していた。当時はこれらに英国アイテムを合わせて”アングロスタイル”と呼ばれるミックススタイルを提案していたそうだ。

JOHN COMFORT(ジョン コンフォート)、DEBONAIR(デボネア)、
MARK STEPHEN MARENGO(マーク ステファン マレンゴ)、
HILL & DRAKE(ヒル&ドレイク)、OLD ENGLAND(オールド イングランド)のタイ
2017年に復活して今、人気を集めているジョン コンフォートは、1980〜90年代のビームスFにおける大ベストセラーでもあった。デボネアはターンブル&アッサーに勤めていたデボネア氏がロンドンに構えたショップの名前で、こちらはそのオリジナルネームによる一本。マレンゴはイタリア系イギリス人が営んでいた英国ブランド。こちらはイタリア製で、当時は珍しかったクアトロピエゲ(四つ折り)で仕立てられている。ヒル&ドレイクはドレイクスの前身ブランド。元ターンブル&アッサーのチャールズ・ヒル氏と元 アクアスキュータムのマイケル・ドレイク氏によって創業された。こちらは「セブンスレッド」と呼ばれる7本撚りの英国製シルクを使用。オールド イングランドのタイは英国製だが、パープルベースにグリーンのストライプという色使いが当時のパリらしい。

英国ジャーミンストリートのビスポークシャツメーカーが既製品の製作を依頼していたファクトリーブランド。1980〜90年代中頃のブリティッシュブーム時代、ビームスFではこういった英国のファクトリーブランドを次々と発掘して展開していた。ザ ジャーミンストリート シャツメーカーズはその代表格。