「今シーズンはダッフルコートで英国&ミリタリーテイストをプラス」【BEAMS中村達也の買い足しノート・前編】
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[MEN’S EX 2018年12月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
【着まわし1】 紺ブレを合わせてフレンチトラッド風に
「ダッフルにブレザーという組み合わせは、1980年代に流行ったフレンチトラッドの定番。シングルモンク靴もフレンチを意識したセレクトです。ただ、'80年代ではダッフルがもっとオーバーサイズだったり、パンツの裾幅も太かったりとシルエットのバランスが今とは異なっています。こういった点をアップデートすることで、古臭さを払拭できるのです」。
ジャケット13万5000円/デ ペトリロ、シャツ2万5000円/エリコ フォルミコラ、タイ1万4000円/フマガッリ、パンツ2万8000円/ジェルマーノ、靴10万5000円/エンツォ ボナフェ(以上ビームス 六本木ヒルズ)
【着まわし2】 英国テイストにまとめつつ堅苦しさを払拭
「ウィンドウペーンのジャケットにベージュのコットンパンツと、英国調のジャケパンスタイル。ですが、堅苦しく見えないようにイタリア的なテイストもミックスしています。例えばジャケットの生地はツイード調ながらフンワリとソフトな紡毛素材。またシャツをシャンブレー素材にしたり、タイはウール地を選んだりと、細部で今の要素を盛り込んでいます」。
ジャケット7万円/ビームスF、シャツ2万5000円/ボリエッロ、タイ1万4000円/ジョン コンフォート、パンツ2万4000円/ジェルマーノ、靴6万円/ジョセフ チーニー(以上ビームス 六本木ヒルズ)
【着まわし3】 休日スタイルもフレンチ風が今年らしい
「フレンチテイストにまとめた休日スタイルです。‘80年代ではボートネックのバスクシャツにスカーフを巻くスタイルがお決まりでしたが、それをアレンジしてボーダーニットにネッカチーフという合わせに。靴もフランスのブランドをチョイスしています。デニムはあまりピタピタではなく、程よくゆとりのあるものが今どきですね。インナーはタートルネックなども好相性です」。
ニット3万9000円/ルトロワ、パンツ3万7000円/カンタータ、ネッカチーフ1万4000円/フランコ バッシ、靴7万円/パラブーツ(以上ビームス 六本木ヒルズ)