エルメネジルド ゼニア、独自開発素材の今季イチオシはこの2つ!

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エルメネジルド ゼニアの志向、トリヴェロで育まれる歴史
どこまでもストイックに原毛から店頭まで気を配る

 創業者のエルメネジルド・ゼニア氏が、アルプス山麓の町、トリヴェロに生地工場を設立したのが1910年。以来、エルメネジルド ゼニア グループは、家族経営を貫きながら世界的な企業へと発展した。高級紳士服市場への参入は1960年代のこと。「SHEEP TO SHOP」というのはエルメネジルド ゼニアが掲げる標語だが、羊毛の確保から顧客へ製品を渡すまでの全クオリティに責任をもつ、極めてストイックなスタイルが確立されていった。

 環境保護への注力も伝統だ。’30年代に買収したトリヴェロの荒れた山間では、大規模な植林を実施。誰でも利用できる自然公園「オアジ ゼニア(ゼニアのオアシス)」は現在、人々に親しまれるとともに、ブランドのインスピレーションの元となっている。

2014年には、6300エーカーもの広大な土地をもつ羊牧場、豪のアキルファームを取得。生産者として羊毛の品質向上に努める一歩を踏み出し、そこで採取した原毛を用いた生地コレクションも作り上げた。美しく、着心地に優れるエルメネジルドゼニアのワードローブ。そこには、自然に育まれた素材への、どこよりも深い愛情がある。

2025

VOL.345

Spring

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