“トラッドな黒”に今、夢中—「今」な王道スタイル1週間—

休日の黒は素材選びが大事
黒は黒でも色々ある。艶っぽい黒、フォーマルな黒、トラッドな黒……それを決めるのは生地だ。休日に黒を着るときは、生地選びに気をつけている。今日着ているのは、フレンチバスクシャツにラムズウールのニット。どちらも素朴な素材感で、休日フラッと出かけるのにちょうどいい雰囲気だ。街を歩いていたら、「鉄道バー」なるものを発見。実は昔、鉄道模型好きだったんだよな。お、昔のあずさ号が走ってる!懐かしい〜
カットソー9500円/オーシバル(ビショップ) ニット2万1000円/ウィリアム ロッキー(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)黒=モードな色、そう決めつけると損をする
自分はコンサバ派だから、ちょっとキャラじゃないよね……なんて、黒を敬遠していないだろうか?モードやロックのイメージが強いかもしれないが、シャープな黒はトラッドのスパイスにこそ効果大。着慣れたコンサバスタイルの刺激に最適な差し色なのだ。
今、クラシック・クロージングの世界でも、黒は決して異端な色ではない。食わず嫌いをやめて手を出せば、きっとやみつきになるはずだ。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2018年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)