2日目からファッションショーがスタート!
2日目は、フィレンツェで創業したロべルト・カヴァリの初のメンズライン発表のショーが地元開催となった。その他ドイツのMCMやビルケンシュトックもショーやイベントを行った。
■ROBERTO CAVALLI

前シーズンからデザイナーが交代、新クリエイティブディレクターとして、ジル・サンダーやエルメネジルド・ゼニアでデザインを手がけてきたポール・サリッジが就任したロベルト・カヴァリ。2019春夏より初のメンズラインを発表するにあたり、ピッティがランウェイショーのお披露目の場として選ばれた。フィレンツェにて創業した当ブランドの、まさに地元でのランウェイ開催となった。
会場は、フィレンツェ郊外の小高い丘に位置する修道院。美しい夕暮れ時を狙って、レザーにデジタルプリントを施すなど、新時代のテクニックを駆使したモダンなストリートスタイルルックが多く展開された。
■MCM

MCMというと、あのブランドロゴが一面に散りばめられたバッグ類をイメージする人が多いだろう。1976年ドイツ・ミュンヘンで誕生した当ブランドは、トラベルアクセサリーに主軸を置いたラグジュアリーブランドから、今、トータルルックを展開するライフスタイルブランドに進化を遂げている。
2019春夏コレクションのテーマは「Luft」(ルフト)。ルフト、と聞くとルフトハンザ航空を思い出すかもしれないが、その名の通りこのルフトは、ドイツ語で「空気、空」の意味。
空にまつわるスポーツをイメージして、バックパックやサコッシュなど、ハンズフリーで自在に移動できるスタイルが多数発表された。