コンサバ男のローファー愛 —「今」な王道スタイル1週間—
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足を入れたらおどろいた
時間にルーズな友人は困りものだ。待ち合わせ5分前に「ごめん、1時間遅れます」とメッセージ。暇を持て余して気まぐれで釣り堀へ。全く釣れない……。自然と足元を見る時間が増える。そういえばこの靴、初めて履いた ときは驚いたものだ。デザインに惹かれて試したら、まるで靴下のように柔らかい。その感覚にやられて、気付いたらレジにいた。実際、休日のローファーには理想的な一足だと思う……いかん、しっかりウキを見ないとな。
靴11万円、ニット9万円、パンツ8万5000円、時計〈ケース125万円、ストラップ2万8000円〉/以上トム フォード(トム フォード ジャパン) サングラス4万7000円/トム フォード アイウエア(トム フォード アイウエア)イージーだけど育ちよし。そんなローファーが大好きだ
休息用の室内靴や農作業用の靴として生まれたローファーは、
アメリカン・トラディショナルスタイルの発展とともに市民権を得て
いまや男のワードローブに欠かせないアイテムとなった。
イージーに生まれ、由緒正しく育ってきたローファー。
そんな二面性が、コンサバな男の心を惹きつけてやまない理由なのだ。
[MEN’S EX2018年8月号の記事を再構成]
撮影/清水健吾 スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/MASAYUKI(The VOICE)
※表示価格は税抜き