仕立てにとことんこだわる姿勢から生まれる品のよさ。これこそ、ニューバランスの真骨頂だろう。着こなしをも格上げしてくれるその特性は、本気のランニングシューズにおいても同様。選び方次第では昨今注目のスニーカー通勤に対応させることも可能だ。

フレッシュ フォーム ザンテ
シリアスランナーも満足させる先端モデル
ハニカム構造ソールのほか、前足部のメッシュアッパーや中足部の「HYPOSKIN」など、足との一体感を高める機能を盛り込んだ新作。サブ4ランナーのレース用としても使える機能派ながら黒一色ならビズにも対応。1万1500円

①アウトソールもハニカム構造
部位ごとにハニカムの形状を変えて最適な場所に配置することで、グリップ力と屈曲性、耐久性を高水準で実現している。

②ハニカム構造のソールがソフトな履き心地を生む
最大の特徴は凹凸のあるハニカム構造のミッドソール。凹凸の形状を部位によって変えることで、適切なクッション性と安定性を実現。
その際のキーワードは”黒”。サイドのNロゴとアッパーを黒で統一したモデルなら、いわゆるハイテク系スニーカーにありがちな派手さはなく、シックに仕上がる。そのためONのスタイルにも難なく馴染んでくれるのだ。
ちなみに合わせるのはウール系のスーツではなく、機能系素材である化繊系のセットアップ。これならスニーカーの持つ快活さを存分に活かし、若々しい印象になる。
もちろんひと度仕事を離れれば、そのままランスタイルに転用できるのは言わずもがな。RUNから通勤まで。黒NBならライフスタイルを網羅してくれるのだ。