スリムでモード感の強い「ニュー マルセイユ」
アレッサンドロ・ミケーレ氏のもと、2017年に始動した新しいオーダープログラムが「Gucci DIY」。全5型でそれぞれ、ラペルはピークト/ノッチトを選択できる。
ボタンはグッチのアイコンのひとつ「シグネチャー ビー」なども選べる。
裏地は通常のキュプラ地のほか、スカーフに用いられるシルク生地「フーラード」も選択可。
スポーティなダブルステッチでラペルの存在感がアップ
カジュアルなジャケットに用いられることの多いラペルのダブルステッチ。エレガントなモヘアウールとの取り合わせに意外性があり、ここでも洒落心を演出。シルク糸で丁寧に手縫いされたフラワーホールも美しい。
シルク100%のスカーフ素材を裏地に
シェブロンプリントの裏地はなんとシルク100%。グッチのスカーフに用いられるのと同じ素材で、「フーラード」と呼ばれている。ジャケット全体に加え、パンツのウエストバンド内側にもあしらわれている。
ラッキーナンバー「25」をイタリア語で
ジャケット内側には「Venti Cinque」と刺繍されたタグを。これはクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ氏がラッキーナンバーとする「25」と、MEN'S EXの25周年記念の両方にちなんだもの。
5つボタンのカフもさりげなく個性的
一般的なスーツの袖ボタンが4連なのに対し、こちらは5連仕様。写真では袖先のボタンを1つ外しているが、もちろん全て留めることも可能だ。一見ではわからないが、ふとした所作の際に目を惹く遊び心を発揮。