着る人のセンスが如実に現れるのが色の合わせだが、それだけに難しい問題ともいえる。でもご安心あれ。ここでは今季注目&定番の色をどのように合わせればいいのかを具体例とともに紹介。これを丸暗記しておけば色で悩むことはないはずだ。
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教えてくれた人
カラープロデューサー
今井志保子さん
的になれる独自のパーソナルカラー理論、「imaism」を開発。各メディアや商品開発など、多方面で活躍。著書に『男の価値は「色」で決まる!』(ソフトバンク新書)他。

グリーン系は自然や森を想起させるカラーで、人が癒しやリラックス感を感じる色。服装としては穏やかに見せる効果がある。協調性のあるイメージも作りやすく、バランスをとりたいシーンやグループでの仕事にも重宝する。
※色合わせの具体例は下のフォトギャラリーで詳しく解説!

無彩色、色のない色であるモノトーン。近年のスタイルのトレンドだが、一つ間違えると怖い、潔癖、存在感がないといった印象に……。気を付けるべきは単色で着ないこと、つまり濃淡をつけること。すると失敗はほぼなくなる。
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喜びの色であるイエロー系。例えばヒマワリ、ピカチュウ、ふなっしーと、人を笑顔にさせるアイコンカラーだ。寒い冬を越した、春の日差しにも見映えが抜群で、ぜひ重用したいところ。差し色としてもトレンドカラーである。
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ピンクは女性の各年代で人気No.1 。女性が多い場面、職場で着ると、仲間意識が高まりやすくなるとか。またバラ色の人生というように、幸福の象徴でもある。品格あるシニア世代が着てもお洒落で、若々しく見せる効果がある。
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[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
文/吉田 巌(十万馬力)、安岡将文、桐田政隆 イラスト/TOMOYA