春の休日の肩肘張らない装いに、ポロシャツは実に重宝なアイテム。スポーティな鹿の子もいいが、より落ち着いたムードに寄せるならニット素材を選び、同じトーンのジャケットやニットを重ねよう。アレコレ意匠を巡らせなくても、すっきり知的な印象にまとまる。

インナーのニットポロはこちら
1. JOHN SMEDLEY
ジョン スメドレーのニットポロ
クラシックな襟型を生かしてジャケットON
世界的にも評価の高い最高級綿として知られる自社基準の「ジョン スメドレー シーアイランドコットン」を使用。ニットの名門らしく、やや長めに設定された襟先や袖は、スポーティさを程よく抑制。ブラウンの渋みも相まって、製品洗いのコットンジャケットと合わせてもどこか上品にまとまる。2万6000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
2. TAGLIATORE
タリアトーレのニットポロ
軽やかだけど軽薄じゃない同色ニット揃え
首元のヌケ感が5月らしく軽快な、スキッパー(ボタンなし)タイプのニットポロ。同ブランドのスーツやジャケットと同様、すっきりシェイプされた身頃に色気が感じられる。カジュアルな趣の強いコットンニット素材のボンバージャケット風カーディガンとの組み合わせも、ネイビーで統一すれば大人っぽくこなせそうだ。2万9000円(トレメッツォ)
3. SLOANE
スローンのニットポロ
春コートの定番色もワントーンで新鮮に
2016年にデビューした日本の気鋭ニットブランド、スローン。素材には14ゲージのコシのあるコットン素材を使用し、首元もクルーネックとの重ね着のように見えるユニークなデザインに。ややスプレッド気味のリラックスした襟先は、ボリュームのあるコットン混スプリングコートとも相性がよく、春先のインナーとして最適だ。2万1000円(スローン)
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[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
撮影/岡田ナツ子、武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力)、安岡将文、桐田政隆 スタイリング/武内雅英(CODE)
※表示価格は税抜き