前頁とは反対に、スーツが大柄の場合は無地のタイを合わせるのがお約束だ。0.5柄なれど、それなりに主張のあるスーツの表情を、無地のタイが程よく抑制してくれるので、Vゾーンが安定して見える。ちなみにコーディネートの難度は上がるが、小柄のタイでパワースーツの装いにトライしてみるのもアリ。

(右)HACKETTLONDON/スーツ10万5000円、ベスト3万5000円(以上ハケット ロンドン 銀座)シャツ3万3000円/ルイジボレッリ(バインド ピーアール) タイ2万1000円/タイ ユア タイ(ストラスブルゴ)
左 : ISAIA / イザイア
ブランドの出自にちなみ伊国の定番配色で表現
大柄ストライプに無地のタイの組み合わせ。Vゾーンはブランドにちなんで、イタリアの定番配色「アズーロ・エ・マローネ(青と茶)」でまとめた。光沢素材のタイで色気も加味。ネイビーの色みに合わせ、タイのトーンも少し明るめをセレクト。
右 : HACKETTLONDON / ハケット ロンドン
タイは無地が鉄則だが色では少々冒険もアリ
シャドーグレンチェックのネイビースーツと好相性なのが無地のタイ。タイは春の華やかさを添えるべく、あえてエンジ色を選択。ダブルベストの3ピースは威厳たっぷりな印象なので、あえてチーフはナシ。
[MEN’S EX2018年04月号の記事を再構成]
撮影/野口貴司(San・Drago)、若林武志、岡田ナツ子、松崎浩之スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE) ヘアメイク/松本 順(辻事務所) 構成・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、長谷川 剛(04)、安岡将文、星野勘太郎、酒向充英 撮影協力/七彩、丸の内マイプラザ