Sun. スティレ ラティーノのストライプ柄ブレザー

英伊折衷のセンスが今、グッとくる
久しぶりに家族でディナー。めかし込む妻につられて、華やかなストライプのブレザーを選んでみた。レガッタのユニフォームのような英国的な柄だが、これをナポリのスティレ ラティーノが作っているというのがユニークだ。ムードは英国、着心地はイタリア。そんな折衷が今、グッとくる。どう着たものかと思案したが、意外と赤のアーガイルニットがしっくりきた。オフにはこんな服装も、いい気分転換になるものだ。
ルールを守るもハズすも気持ちいい。
やっぱりブレザーって、安心だ。
スポーツやミリタリーの制服として生まれたブレザーは、
世紀をまたぎ、トラディショナルウェアのアイコンとして受け継がれてきた。
そんな歴史があるからこそ、型に則る楽しみも、それを破る楽しさも味わえる。
シャツ&タイからTシャツまで、どんな服にも、ブレザーを合わせればムードはコンサバ。
この安心感が、大人には最高に気持ちいいのだ。
[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
撮影/清水健吾 スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/高橋将氣 撮影協力/iconic、BMW Japan
※表示価格は税抜き