1980年代のアーカイブ柄が登場!

今回のピッティの展示でもっとも目を惹いたシャツは、「1980年代、父のルイジ ボレッリの時代にも使っていた生地のアーカイブ」を復刻したというエクスクルーシブコレクションだ。ブルー、ネイビー、ボルドーといった渋い色合いが絶妙な幅のバリエーションで組み合わさったストライプ柄の数々は、ありそうでなかなか見つからない、ルイジ ボレッリでしか作れないコレクション。少しブリティッシュな雰囲気も感じさせ、スーツやジャケットのアクセントとして抜群の存在感を発揮してくれそうだ。
センス抜群!アーカイブのストライプコレクション(写真6枚)
ナポリの工場では、祖母のアンナ、父のルイジの技術を踏襲しながら、ハンドの工程をかなり重視したシャツ作りが行われている。とくに肩回りのいせ量を増やした、立体的な構造により着心地の良さは定評があり、「ルチアーノ」など代表的な襟型のように、日本のセレクトショップでも20年以上ロングセラーとなっているモデルも多く見られる。