「旬」のヘリンボーン柄アイテム”買い”の12選
今シーズンはヘリンボーンがなくては始まらない! ここでは各社の新作から、特に着回しやすいシックな色柄中心にセレクト。
「旬」のヘリンボーン柄アイテム”買い”のジャケット3選

1: DREW&CO. / ドリュー アンド コー
カーディガンジャケットでもヘリンボーン
クラシカルなニットアイテムを揃えるドリュー アンドコー。ヘリンボーンを立体的に編み立てたニットジャケットは、カーディガンのように柔らかいのに端正な見た目で活用度大。6万9000円(トレメッツォ)
2: EDIFICE / エディフィス
着こなしを面白くするプリントジャケット
一見トラディショナルなヘリンボーンジャケットに見える一着は、フェイクスエードに織りやネップまでリアルにプリントしたもの。こんな遊び着があると着こなしに変化がつく。3万5000円(エディフィス 渋谷)
3: BELVEST / ベルヴェスト
’70年代のアーカイブからインスパイア
ウール、シルク、カシミヤの混紡素材によるヘリンボーンジャケット。’70年代のアーカイブを模した太幅ラペルを、モダンなシルエットに落とし込んだところも今年らしい。20万5000円(ビームス ハウス 丸の内)
「旬」のヘリンボーン柄アイテム”買い”のストール3選

4: ARIANNA / アリアンナ
柄行きがくっきり目立つヘリンボーンが旬
旧式の手織り機械による上品な巻き物が人気のイタリアブランド。上質なカシミヤを使用した繊細なストールは、柄行きが引き立つトレンド感の強いデザイン。40×200cm。4万3000円(ストラスブルゴ)
5: JOHNSTONS / ジョンストンズ
上質なカシミヤからあふれる気品
スコットランド発のヘリンボーンストールは、原毛を生かした優しいベージュが肌馴染み抜群。カシミヤ100%の滑らかタッチも、顔周りに華やぎをもたしてくれる。50×180cm。4万3000円(ビームス F)
6: PIACENZA / ピアツェンツァ
イタリア王室御用達ブランドの高品質
ブランドが誇るカシミヤに加え、シルクやアルパカなどを混紡したヘリンボーンストールは、保温性がありながら畳んで持ち歩いてもかさばらない薄さが実用的。 32×173cm。1万5700円(シップス 銀座店)
「旬」のヘリンボーン柄アイテム”買い”のジャケット3選

7: TAGLIATORE / タリアトーレ
羽織るだけでヘリテージモダン
黒糸と白糸をざっくり織り上げたヘリンボーンが、クラシック回帰の今にはまるチェスターコート。3cm幅のダイナミックな柄行きは、今季のトレンド感を匂わせるのに十分な存在感だ。11万5000円(エストネーション)
8: BOGLIOLI / ボリオリ
見た目とは裏腹の着心地
バージンウールを用い、ボリオリならではの軽快な仕立てを駆使したチェスターコートは、重さを感じさせない着心地に魅了される。ブラウンの深い発色も上質を知る大人に相応しい。16万3000円(ボリオリ 東京店)
9: THE GIGI / ザ・ジジ
スナップボタンがアクセント
新モデル「ウルフ」は、スナップボタンを利かせたヘリンボーンのステンカラーコートがクラシックモダン。裏地は極力省いているので、ジャケットやローゲージニットの重ね着も余裕でこなせる。12万8000円(アマン)
「旬」のヘリンボーン柄アイテム”買い”のパンツ3選

10: INCOTEX / インコテックス
一気にこなれるイージーパンツ仕様
クラシックモダンなヘリンボーンイージーパンツは、マンネリ気味の毎日を活性化。程良いきちんと感もあるので、ジャケットを羽織ればオフィスカジュアルにも活用できる。3万9000円(スローウエアジャパン)
11: VIGANO / ヴィガーノ
ワイドクロップトという新ジャンル
2アウトプリーツでウエスト周りにゆとりを持たせたヘリンボーンパンツは、少しワイドなシルエットといい、足首の覗くクロップト丈といい、どこかモードな香りがする一本。2万6000円(グジ 東京店)
12: BERWICH / ベルウィッチ
サルトリアテイストの人気パンツ
サイドアジャスターや2プリーツ搭載の人気モデル「スコッチ」が、クラシカルな厚手のヘリンボーンで登場。テーパードなので誰でもモダンに穿きこなせるところもいい。2万9000円(アスティーレ ハウス)
中村達也さんprofile
ビームス クリエイティブ ディレクター。1963年生まれ。「ビームスF」「ブリッラ ペル イル グスト」といったドレス部門を統括。トレンドを丹念に分析し、論理的でわかりやすく解説する手腕は服飾業界随一。本誌でもご意見番的存在。
中村さんの公式サイトでは、大人気ブログ「ELEMENTS OF STYLE」をはじめ、各種SNSの投稿などを一挙公開している。https://tatsuyanakamura.amebaownd.com
[MEN’S EX 2017年12月号の記事を再構成]
撮影/島本一男 スタイリング/四方章敬 文/間中美希子