\ 3者が考える、戦略的モノ選び /
この秋、本当に着回しが効くのはこんなジャケット&パンツです!
王道の金ボタンブレザーを今らしく上品に
ビームスF
青木さんのイチオシ

「着回せる」ジャケットとして、今季注目のブレザーは欠かせない。
「鉄板のデニムは、現代的なスマートシルエットのものなら万能です。そこにモックネックのニットと柄の巻物を合わせ、今のムードを出しています。足元も紐靴をちゃんと履くことで、上品さが印象付けられます」
チェンジポケットによるさりげない英国的ニュアンスも◎。
ダークトーンによる”スーツライク”な万能ワントーン
新宿髙島屋
洞内さんのイチオシ

柄ジャケパンに初挑戦の人にもおすすめの一着。
「フェルラのベビーアルパカ生地は、遠目にはネイビー無地ですが、近くで見ると程よい柄と表面感があります。だから、スーツと同感覚のダークトーンで上下を揃えても、ジャケパンらしさを楽しめます。休日にはボトムスをチノに変えても、デニムにしても、幅広く着回せますよ」
柄ジャケ初心者もこなしやすい青のグラデーション
ザ ソブリンハウス
太田さんのイチオシ

サックスブルーのオーバーペーンが入ったグレンチェック。
「今季的な英国チェックを品良くまとめるには、色数を抑えるのが有効。カシミヤ混の柔らかな風合いも、柄感を落ち着かせてくれます。仕事はタイドアップとし、インナーをタートルネックに変えれば、休日着にもピッタリです」
ボトムスはグレーウールが、品良くまとめるコツ。
[MEN’S EX 2017年11月号の記事を再構成]
撮影/平井敬治〈人物〉、若林武志〈静物〉、岡田ナツ子、小澤達也〈取材〉 スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE) 構成・文/伊澤一臣 文/吉田 巌(十万馬力)、安岡将文 撮影協力/インターメスティック(Zoff)