Check Point 3:パンツがタイトすぎないか?
足をスリムに見せるテーパードは大切だが、タイトすぎると動きにくく、体の凸凹が出すぎて美しくない。程よいゆとりが大切だ。

ヒップトップから自然なテーパードで落ちている
パンツを着用した際に大切なのが腰周り・太腿周り(ワタリ)に適度な余裕があること。これによって、クリースラインも引っかかることなく、お尻から裾にかけてストンと下に落ち、細くなる自然なラインが生まれるのだ。
スリムに見せるつもりが、逆効果に・・・
パンツをピタピタに穿いてしまっては、お尻、太腿、ふくらはぎ周りにゆとりが全くなく、動きづらい。さらに、余計な横ジワやふくらみが悪目立ちしパンツ本来のシルエットを崩してしまう。これではかえって、ビジネスに必要な端整なイメージから遠ざかってしまう。適度なゆとりが美しいシルエットには不可欠だ。


座って立つとヒザ周りに生地がたまってしまう
腿周り、ふくらはぎ周りに遊びの余裕がなくなってしまうと、座るだけでも窮屈だ。さらに、立ち上がった瞬間、パンツの生地が下に自然と落ちてくれず、引っかかって余計にシワが増えてしまい不恰好な印象になってしまうので注意したい。
[MEN’S EX 2017年4月号の記事を再構成]
撮影/岡田ナツ子 取材・文/MEN’S EX編集部