ピアジェ
エクストリームリー・ピアジェ・アーティー

ポップアートの巨匠も愛したクッション型

TVスクリーンにも似たクッション型のケースは、幅広のベゼルに繊細なステップが重なる様子が美しい。一番下のステップでラグを形成しているのも巧み。そして鮮やかなグリーンのダイヤルは、天然石のマカライト。ジュエラーとしても名を馳せる、ピアジェらしいクリエーションが発揮された新作は、1970年代に製作されたモデルからインスピレーションを得ている。

当時ピアジェは、様々なハードストーンをダイヤルに用い、自由奔放で大胆なフォルムの数々を創出していた。この新作のオリジナルモデルは、そうした時代を代表する1本であり、かのポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルの愛用品でもあった。このケースは、過去に度々復刻されているが、ナチュラルな横ストライプが浮かぶマカライトのダイヤルは、とりわけ華麗な美を極める。

さらにディテールをチェック！（写真5枚）

撮影／岸田克法　文／高木教雄
※表示価格は税抜き