ポイント2:家さながらに寛げる機能的な客室
次に着目したいのが客室。この「都シティ 東京高輪」は”宿泊主体の都市型カジュアルサービスホテル”とのことですが、日本を代表する老舗ホテル「都ホテル」のグループゆえ、客室のクオリティにはおのずと期待が高まります。

いざ中に入ってみると、グレーとベージュを基調とした室内は実に落ち着いた雰囲気。まるで家に居るような心地よさが感じられました。また、壁掛けテレビ(4Kデジタルハイビジョン液晶テレビ 43型)や埋め込み式空気清浄機を採用することで省スペースに成功。平均客室面積約20Ⅱの割にゆったりした印象です。
ビジネスデスクはありませんが、今回、私が滞在した10Fの「グランドフロア」には窓際に長めのソファが設えられていたので、そこに足を投げ出して寛ぎながら、備え付けのミニテーブルにノートPCを置いて快適に作業できました。コンセントは豊富ですしし、ベッドまわりにはUSBポートもあるので、スマホやタブレット端末を複数持ち歩く方でもストレスフリーで過ごせるのではないでしょうか。

出張時、いつもと違う環境でパフォーマンスを上げるためにはホテルで質のいい睡眠を確保することが重要ですが、シモンズ社と共同開発したというオリジナルベッドの寝心地は上々。ふわりと包み込まれるような優しい感触と、しっかりとしたサポート力の合わせ技によって、朝までぐっすり眠ることができました。それから細かいことですが、加湿器が部屋に常備されているのも特筆すべき点かもしれません(ビジネスホテルだと貸し出しをリクエストしなければいけないところも多いので)。


