フェースを”第2のボール”に向けるドリルをやってみよう!
前傾姿勢を維持してスイングするのは、とても難しい作業なんです。姿勢を維持しようとしてもクラブの慣性の動きに負けて、どうしてもカラダが伸び上がるように動いてしまうからです。そこで意識してほしいのは、もっと別の場所です。ダウンブローに当てられるようになる、とっておきのドリルをご紹介しましょう。
最初に、ボールの後方線上の内側に”第2ボール”を置きます。ダウンスイングでクラブが地面と平行になったときに、フェースがこの”第2ボール”を向くようにしてみてください。シャフトの向きは、飛球線と平行ぐらいになっていればOKです。


ドリルとしてやってほしいことは、たったコレだけ! この位置でのクラブとフェースの状態をカラダに覚え込ませてください。そしてこの状態から手首の角度を変えないようにして、カラダの回転でボールを打ってみましょう。するとダウンブローで打てるようになり、ロフトが立ったハンドファーストな状態でインパクトできるようにもなります。
ドリルの動きをフォトギャラリーでチェック!(写真7枚)
奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市都筑区にあるヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、弾道計測器フライトスコープ、3DモーションキャプチャーGEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。
http://www.nobby-tech.co.jp/swinggear/
文/鶴原弘高
関連記事: 「イメージだけで、引っ掛けやスライスを直すには?」【ゴルフのお悩み解決レッスン vol.05】 「ふわりとボールを上げるアプローチ」の打ち方は?【ゴルフのお悩み解決レッスン vol.04】 「ダフリやトップが出ないアプローチの打ち方は?」【ゴルフのお悩み解決レッスン vol.03】 「プッシュスライスのミスは、どうやって直す?」【ゴルフのお悩み解決レッスン vol.02】 「ドライバーのスピン量を減らすには、どうしたらいい?」【ゴルフのお悩み解決レッスン vol.01】