ヘッドの通り道のイメージを変えてみよう!
スイングを修正するのは、練習量が少ないアマチュアにとっては大変な作業になります。ですから、カラダの正しい動きはとりあえず置いておいて、ヘッドの動きの修正だけに注力してみましょう。そのほうが即効性もあります! やることはとても簡単。練習場の打席で、飛球線後方の右内側にコインやティなどの目印を置きます。

スイングするときには、ヘッドがこの目印の上を通過するようにして、そこからインパクトを迎えるイメージを持ちます。最初は”腰から腰までの小さなスイング”ではじめて、ヘッド軌道のイメージをつかんだからフルショットをしてみましょう。これでもう左には飛び出さなくなっているはずです。
こうやって打つと、ボールが右に飛び出すスライスを打ってしまう人もいるでしょう。けれど、それは単にインパクトでフェースが開いているからです。その場合は、ヘッド軌道はこのイメージのままで、左手の甲を少し地面に向けるようなイメージを持ってください。そうすると、フェースがクローズ気味になってドローが打てるようになります。
奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市都筑区にあるヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、弾道計測器フライトスコープ、3DモーションキャプチャーGEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。
http://www.nobby-tech.co.jp/swinggear/
文/鶴原弘高
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