
京都にゆかりのある「アレ」を使ったスペシャルな日本酒が登場
ロビーに足を踏み入れれば、そこは人混みと喧騒を忘れさせてくれる優雅な空間。時間の流れが変わったような感覚になる。もちろん、ここを拠点に街歩きを楽しむのも手だが、あえて今回はホテルにこもる贅沢をオススメしたい。客室は、鴨川や東山三十六峰が一望できる抜群のロケーション。ぼーっと鴨川のせせらぎを眺めながら、かつての歴史人たちが愛でた京都の雄大な自然に思いを馳せてみては?

今年は開業5周年を記念して、様々なプロモーションを行っている。中でも目玉は、この節目を祝うために特別に製作したオリジナルのスパークリング日本酒「水明」だ。パートナーに選んだのは、あの銘酒「七賢」を擁する山梨銘醸。ホテルのスタッフたちが定期的に山梨まで通い、田植えから醸造まで参加して作り上げたという手の込みようだ。「水明」の一番の特徴は、サントリー山崎蒸留所からウイスキーの樽を借りて、「七賢」の瓶内二次発酵技術と掛け合わせたこと。ホワイトオーク樽やミズナラ・シェリー・ワインなどの希少な樽で熟成させたことで、コクと奥行きが広がるスパークリングに仕上がった。青リンゴのような爽やかさの奥に、ほんのり燻製のアクセントが後からついてくる、これまでにない新感覚の味わい。それでいて、日本酒の余韻はしっかりと残る絶妙なバランスだ。
オリジナルスパークリング日本酒「水明」(写真4枚)
スパークリング清酒の確かな技術を持つ山梨醸造と、ウイスキー樽の持つ個性が相まって出来上がった日本酒「水明」は、ホテルの日本料理「水暉(みずき)」および「ザ・バー」で楽しむことができる。ラベルは鴨川の水の流れをイメージし、「ザ・リッツ・カールトン京都」のスイートルームのアート作品も手がけた京友禅作家の上村米重氏がデザインした。この新感覚の味わいは、一度試してみる価値あり。数量限定生産のためご注意を!