オモロヴィッツァのコスメたち(写真2枚)
ここで、オモロヴィッツァについて少し解説を。ブダペスト近郊に温泉湖ヘーヴィーズ湖があります。彼の地は2000年前の古代ローマ時代から知られ、その水はカルシウムやマグネシウム、銅、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。アルカリ性の天然水の”ヒーリング ウォーター”として有名なのです。そんな質の高い水と天然素材によるスパブランドがこの「オモロヴィッツァ」 。元々ハンガリーは美容大国でして、王妃エリザベートの伝説にもハンガリアンウォーターが登場するほどなので、その歴史の長さは推して計るべしですね。
さて、予約は13時からでしたが、ちょっと早めにチェックイン。というのも少し冷えてきたこの頃、ジャグジーやサウナなどを先に使いたかったから。平日の昼時なのでゲストも少なく、広々とした空間を贅沢に使えるこの幸せは何物にも代えがたい。とはいえ、たしかにサウナは心地よいのですが、体を軽く温める程度に。長時間入ると、施術前の体が消耗してしまいますし、筋肉も緩みすぎてせっかくのトリートメントが台無しになってしまうので要注意。
さて、程よい時間で切り上げ、水を飲んでトリートメントに入りました。今回はフェイシャルのトリートメントですが、バスローブに着替えます。この方がリラックスできますし、このトリートメントにはデコルテ(首筋から胸元)や腕のケアも入っているので着替えた方が断然いいのです。