知る人ぞ知る淡島ホテルのセラーを見学(写真4枚)
島の山頂にある淡島神社にお参りに行こうかと腰をあげた。聞けば金運や技芸に御利益があるという市杵島姫命が御祭神だとか。しかし午後になって薄暗く、地面も緩んでいる。しかも往復で50分ほどかかるというので、今回は断念。次回訪れた際にはご挨拶にうかがおう。
ということで、ホテルのかたに特別にお願いしてワインセラーを見学させてもらうことにした。淡島遊歩トンネルがあり、その中に知る人ぞ知る淡島ホテルのセラーがある。料飲部のマネージャー・濱田衛氏に案内を乞うた。
「最盛期には3000本ほど。今では1000本くらいですが、貴重なものも残っています。ワインリストに載せていないものもあるので、宝探しのように探されるかたもいらっしゃいますよ」とのこと。ロマネコンティとシャトーマルゴーの1959年もののセットがどどんと登場。セラーの入り口にはテーブルとイスがあり、ここで私的なワイン会を開いた人もいるという。
水族館と露天風呂を楽しむ!(写真4枚)
ついでに水族館も散策。イルカショーなどは終わっていたが、ペンギンやアザラシは道沿いの囲いの中にいて見ることができた。フラフラしていると、暮れ始めたので急いでホテルへ戻り露天風呂へ。
大浴場に併設され、岩風呂がある。岩の下はもう海。岩風呂の縁に腰掛けて足を伸ばせば、海水に浸かるほどだ。体はじんわりと温かく、顔に当たる雨が心地よい。
富士山が見えないのは残念だが、こんなに雄大な景色の中、風呂に入れるのは貴重な経験だ。こういうとき、腰に手を当て海に向かって立ち上がりたくなるのはなぜだろう? 無論、実行した。