ブルガリ マン ウッド エッセンスの香調は?(写真3枚)
さて、実際の香りを紐解いてみましょう。トップノートは生命力あふれるエネルギーを表していてシトラスの爽やかさ、コリアンダーのスパイシーさが使われています。中核をなすミドルに逞しいサイプレス、ベチバーを持ってくるところがキモ。普通、これらがベースノートに配されるのですから。そして、根っことなるベースにはシダーウッド、アンバーグリス、ベンゾイン。これらが温かみをプラスしています。

それにしても個人的には #CITIZENOFNATURE というハッシュタグからもわかるように、都会と自然の調和という点がすごいと思っています。ゴリゴリの自然礼賛、といった感じの香りって本物の自然の中で纏うとかえって不自然ですし、かといって街中でつけてしまうと浮くんです。その点、今回の”ブルガリ マン ウッド エッセンス”なら、バランスがとれているので、どちらのシチュエーションでもサラリとこなしてしまう。まさに調和(ハーモニー)の妙なんです。ビジュアルはインスタで大人気のニック・ベイトマン。長年、空手をして鍛えられた肉体も自然の一部なんでしょう。